社長挨拶

<佐渡石材について>

 当社は、初代栄次郎により大正8年6月に創業し、今年で105年目を迎えます。
 お陰様で地域のお客様に支えられて、100年企業へと成長させて頂きました。
 ここまでこられたのも、様々な理由があると思いますが、信頼される仕事、たゆまぬ技術の積み重ねという基本的な繰り返しがその結果になったと思っています。

 今後の100年に向けて、その基本的なことを大切にしながら、何に取組んでいくか?その内容が皆様への恩返しにつながり、地域に必要とされる会社になっていくと思います。

代表取締役  佐渡 栄寿

 歴史はいつも変化し、必要な何かを要求しています。
 当社もその変化を見極めながら、変化に取り組んでいこうと思っています。

<御墓について>

 人と動物の違いの1つは「死」を意識出来る点にあると言われます。

 動物は仲間が死んだ時、反応はしますが、「死」という認識がありません。
 人間は「死」というものを受け取り、その意味を知っています。
 それが人類という時間の中で人が「死を悼み」それと「弔う」という行動を生み出してきます。
 その一つの形が「墓」です。
 その意味で「墓」は人としての象徴の1つかもしれません。

 そういった人類の歴史を踏まえつつ「墓」の在り方を考えています。
 現在「先祖観」「生死観」「家族の在り方」に大きな変化が起きています。
 しかし、その底流にある本質的なものが変わることがなく、また無くすべきではないでしょう。

<当社の取り組み>

 当社は、御墓について真剣に取り組む会社です。
 先祖観や家の在り方が大きく変化していますが、それもここ20~30年の変化であり、数千年の人類の歴史の中では、ほんの一瞬の変化でしかありません。

 今、何が大切で必要とされているか。

 当社はお客様のご要望の中からそれを見つけていこうとしています。
 今を生きる人にとって、「先祖観」は非常に重要であり、我々の生きるヒントや方向性すら教えてくれます。
 その意味でも当社はその家の歴史「家系図」を重視し、それを御墓づくりに生かしています。

 お客様の「家に合った御墓づくり」はそこから始まると考えます。